外為取引場所
為替は「外国為替市場」と呼ばれる市場(マーケット)で取り引きされており、主に「インターバンク市場」と呼ばれる銀行間での取り引きとなっています。 特定の市場があるわけではなく、取り引きする人々全体を外国為替市場と呼び、売り手と買い手が直接取り引きをする 「相対取り引き(あいたいとりひき)」と呼ばれる方法で取引します。インターバンク市場の銀行間取り引きに対して、個人投資家の取り引きは 卸売市場に対する小売市場と捉えられているようです。外国為替は世界の各地域で毎日決められた時間に行われているので、昼でも夜でも24時間どこかで取り引きがされているというのが現状です。取引規模として大きい地域は、主に東京・ニューヨーク・ロンドンの3都市となっています。 世界各国でおよそ50箇所の為替市場が存在し、24時間常に取り引きが行われている外為はの1日の主な流れは、まず朝に東京市場が開かれ、夕方にはロンドン市場が、次いで夜にはニューヨーク市場が開かれ、朝にになったらまた東京市場が開かれる・・・といった具合に延々とループしているのです。外国為替市場は一日中どこかの国で開いているので、個人投資家は24時間いつでも好きなときに取り引きする事ができるので、時間の制約がないという大きなメリットがあります。
初心者にとっての外為
外国為替と聞くと、多くの方はテレビの番組の合間に流れるニュースなどで報道されている「現在の東京外国為替市場では1ドル118円54銭で取引されています。前日に比べて34銭円安です。・・・」といったアナウンスを思い浮かべる方も多いのはないでしょうか。このように、USドルやユーロ/円といった2国間の通貨の売買をし、その値動きによって利益を得たり、時には損失を出すこともある投資法が外国為替取引です。 かつてはインターバンク市場(銀行間市場)において銀行と銀行でしか取引できませんでしたが、現在のFX外国為替証拠金取引は昔とは違って個人投資家でも外国為替証拠金を扱っている業者を通じて、電話やインターネットの媒体を利用することで自由に取引することができます。 銀行間取引では100万ドル単位で取引されている為替取引ですが、個人においては100万ドル単位の取引は到底無理な話でしょう。しかし、1998年の外為法の改正を機に個人でも外国為替取引が出来るように開発されたのが「FX外国為替証拠金取引」で、「FX外国為替証拠金取引」はインターバンク市場で行われている取引単位100万ドルの外国為替取引を1万ドル単位まで小口化して、実際の外国為替取引の10分に1程度の証拠金で行えるようにした取引となっています。近年では個人投資家がこの「FX外国為替証拠金取引」に多く参加する傾向にあり、日々活発に為替取引が行われています。一説には米ドル/円の水準が個人投資家の買いによってドル高に推移しているとまで云われるほどだそうです。実際のところ、インターバンク市場は非常に大規模な市場ですので、個人投資家の買いで為替レートが大きく動くことはまずないことだとは思いますが、それだけ現在の「FX外国為替証拠金取引」が人気を呼び、活発に取引が行われているということではないでしょうか。

